10万円以下でも株式投資はできる

資金が10万円程度じゃ、大きく利益を上げられるわけない。

なんて思っている方もいるかもしれません。

または、株式投資をやりたいけれど、使えるお金は10万円しかない。これで株取引やって意味あんのか?

と悩んでいるそんな人もいるでしょう。

10万円の資金でも株式投資はできます。

そして、利益を上げることもできます。

着実に資産を増やすことも可能です。

そして時には短期間で大きく勝つこともできます。

なぜそう言えるか、その理由をこれから書いていきますのでしばらくおつきあいください。

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10万円でも株式投資で大きく勝てる理由とは

もちろん、大きな資金を動かしている投資家のように莫大な利益を獲ることは難しいです。

しかし、しっかりとした投資戦術を用いれば、10万円という資金は、割と早いスピードで膨らんでいく可能性があります。

10万円以下の株も上昇率は変わらない

10万円以下の株だからといって、市場全体と比べて上昇率が低いわけではありませんよね。

安い株もそれなりに市場全体の株価の上げ下げと同じように上がったり下がったりしています。

単に株価が安いだけです。

株価が安いということは、倒産しなければ、斜め上にスペースが広がっているとも言えます。

オーソドックスな投資法でも、10万円以下の株で地道に資産を増やしていくことは可能です。

それには、しっかりとした勉強が必要になりますが。

安い株ほどチャンスを掴めば儲けやすい

安い株ほど、チャンスに乗れば大きく設けることができます。

安い株ほど儲けやすい理由は、

  • 小型株は、大型株より株価の上下動が激しい
  • 安い株ほど大化けの可能性を持っている

小型株は、大型株より株価の上下動が激しい

大型株はの値動きは比較的ゆっくりしています。

それに比べて小型株は値動きの幅が広い傾向があります。

上手く値上がりの初動に乗れば、資金が少ないわりには、効率よく資産を増やしていける可能性を持っています。

安い株ほど大化けの可能性を持っている

株価が安いということは、未来があるということです。

数年後、数十年後に日本を代表する大企業になっている可能性もあります。

そのような未来のある会社を10万円以下の銘柄の中から探し出し、保有し続ける。

売買を多くして利益を出す手法とは真逆ですが、まったく有り得ない方法ではありません。

過去5年間の大化け株には10万円以下の株がいくつもある

5年間を長期と見るか中期と見るかは人それぞれですが、

五年間という期間の間に大化けした銘柄の中には、

上昇スタート時点で、10万円を大きく下回る銘柄がたくさん含まれています。

2014年〜2019年の5年間の間にに大化けした銘柄の例)

  • RIZAPグループ (2928)
    上昇スタート時点は200円前後
  • 日本ライフライン (7575)
    上昇スタート時点は500円以下
  • リミックスポイント (3825)
    上昇スタート時点は250円前後
  • 窪田製薬ホールディングス (4596)
    上昇スタート時点は300円以下
  • 北の達人コーポレーション (2930)
    上昇スタート時点は200円以下
  • 鎌倉新書 (6184)
    上昇スタート時点は250円前後
  • ペッパーフードサービス(3053)
    上昇スタート時点は10万円以下
  • ロゼッタ (6182)
    上昇スタート時点は10万円以下
  • 夢の街創造委員会 (2484)
    上昇スタート時点は500円前後

2014〜2019年の上昇率を上から覗いてみましたが、上位トップ15の中に、

確認できるだけで9銘柄が、上昇スタート時点で10万円以下で買える値段でした。

ここにあげた銘柄は

27倍〜51倍になりました。

参考資料:過去5年で「株価10倍」になった約170銘柄の上昇率ランキングベスト15を公開!(ザイ編集部)

これを見ただけでも10万円での株式投資はやってみる価値があると言えます。

ただ、しっかりとした銘柄選びをできることが前提となりますが。

6ヶ月の上昇率ランキングの中に上昇スタート時点で10万円以下の株はいくつ

5年というスパンで見てみると10万円以下の株でも大化けする。

むしろ、10万円以下の安い株のほうが大化けすることが判明しました。

6ヶ月間の上昇率が2倍以上になった株でスタート時点が10万円以下はどれぐらいあった?

では、6ヶ月という期間で見てみると、10万円以下の株で大勝ちのチャンスはどれぐらいあるか調べてみましょう。

この記事を書いている時点(2019年10月27日)で、

たとえば、

上昇スタート時点から2倍(100%)という数字を「大化け」と呼べるかどうかは微妙ですが、

その数は全市場で

ちょうど、50銘柄でした。

『6ヶ月で2倍』が高騰銘柄とするなら、そのスタート時点の株価が10万円以下だったのは、

その50銘柄のうちの

24銘柄です。

6ヶ月上昇率トップ50のうちの、およそ半分が10万円以下の株価から吹き上がってきたことになります。

3747 インタートレード などは4倍を超えています。(上昇スタート時点は212円前後)

このような検証をしてみれば、期間は5年と言わず、6ヶ月というスパンで区切ってみても、

10万円以下の資金で利益を出すことは不可能ではありません。

10倍、20倍になる株なら、無理して初動のポイントを探す苦労をしなくてもいいわけです。

まあ、株価が10万円を超えてしまっては買えなくなりますが…。

売買回数を多くするなら手数料にも気にかけるべき

トレードスタイルによっては、売買回数を多くなってしまうこともあります。

たとえば、

ローソク足が5日移動平均線より上にある時だけ保有し、ローソク足が5日移動平均線より下に位置したら損切りする。

そんな戦法をとるとするとするなら、売買回数は自ずと増えてきます。

資金が10万円しかない状態からスタートするなら、手数料も気にかけるべきでしょう。

SBI証券、松井証券 などは、10万円以下の取引が手数料がかからないプランがあります。

10万円以下だからと株主優待を目的にせずにキャピタルゲインをとる

10万円程度の株だから、儲けを考えずに、株主優待を目的にその銘柄を持っている方もいたっしゃるかもしてません。

しかし、今回の検証で分かったことは、上がる銘柄の半分近くが、上昇スタート時点で10万円以下だったということです。

つまり、キャピタルゲイン狙いで十分利益を増やしていける。

と私は考えます。

資産を増やせば、地域特産品や、商品券など欲しくなくなるかもしれません。

これは、あくまで私の思考です。

これが正解ということではありません。

それは、違うでしょ!など、ご自分のトレードスタイルのヒントになれば幸いです。

株式投資は自己責任で行ってください。

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