チャートの下降と上昇の綺麗な波に乗れるのか

株価チャートって、上げ相場でも下げ相場でも、小さくユラユラと波を作っているイメージが私たちの頭の中で出来上がっています。

本当に、その波が把握できれば、どんな相場でも成果を出せそうなものですが、そう上手くはいきません。

私たちは勘違いをしているのかもしれません。

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綺麗な波に上手く乗って利益を出す事は出来るのか?

株の、需要と供給によって出来る波があります。

それは、ある銘柄を買いたいと思った人がいなくなると上昇が止まり、下降し始め、売りたい人がいなくなると下降が止まる。

この現象が、ある程度周期的に起きる事によって、株価チャートに下降と上昇の波が表れます。

この波の低い底の位置で株を仕込んで、波のいちばん高い位置付近で売れば、勝てそうなものですよね。

この方法は株式投資のテクニック本にも出てくる方法です。

この方法だけを延々と続けていれば、地道に勝てそうなものですがどうなんでしょう。

私は爆上げばかりを期待して、大陽線の出た銘柄ばかりに注目していましたが、手堅いと思われる、この方法のほうが、大きく負け難いかもしれませんね。たとえ勝てなくても。

そもそも均一な綺麗な波のチャートって、いったいどれくらいあるのだろう?

理想はあくまでも理想です。この方法だって、チャートが均一に綺麗に波打つ銘柄があってこそ可能な手法です。

では、このような綺麗な波のチャートの銘柄って、どのぐらいの割合であるのでしょう。

300個のチャート中に綺麗な波のチャートはいくつある?

300個のチャートを見て、「綺麗な波」と呼べる?くらいのチャートはいくつあるのか調べてみたところ、下の3つしかありませんでした。

この3つのチャートは2016年7月13日のものです。この時点で3つとも、波のてっぺん付近にあります。もしこれらの銘柄を波の一番低い所で買っていたとしたら、このあたりはちょうど売り実行ということにまりますね。

kashima  K&O taihoukensetsu

※チャートは株ドラゴンさんより

まとめ

300個のチャート中、1%しか現れない規則的なチャート。それも決して綺麗な波ではない。しかし欲張らなければ、これらの銘柄で小額で利益を上げられるかもしれない。

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