軽減税率対応のレジの買い替え関連銘柄を買って勝つことはできたのか?

軽減税率実施に伴い、世間の店舗では、補助金の助けを借りて、

軽減税率対応のレジへの買い替えが奨励されています。

日本全国のショップのレジが軽減税率対応のレジに買い替えられるとしたら、

それだけで、物凄いお金が動くことは想像出来ます。

すると、我々トレーダーが考えることは、

軽減税率の関連銘柄、

特にレジスターマシンを製作している会社、

または、

レジスターを軽減税率対応にする為の重要な部品を作っている会社。

そんな会社の株を買ったら勝てるんじゃないか?!

なんて誰でも考えるでしょう?

で、調べてみると!

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軽減税率に対応したレジを作っている会社はどこ?

軽減税率に対応する新しい型のレジを製作して、上手く受注されれば、物凄い買い替え特需となるはずです。

メーカーさんはしのぎを削って良い性能のレジスターマシンをつくっていると思いたい。

そして、株価も上がってもらいたい。

と言っても、

この記事を買いているのがすでに2019年9月26日。

遅すぎるやろ‼︎

既に、お店ではほとんど機械の注文終わっているかもしれません。

しかし、この段階でも、YouTubeを観ると、毎回、SKEの白石麻衣さんが現れて「軽減税率に対応したレジの買い替え急いで!補助金も出るわよ」という広告が、出てきます。

私は、この動画広告がウザくてたまらなかったのですが、もしや投資のチャンスの材料だったのかもしれません。

この段階で、チャートをチェックしても、遅すぎるかもしれませんが、今後の似たような事象の参考になると思いますので、調べておきましょう。

10月になったら一気にみんなが売りに走ってダダ下がり、なんてことはあるのでしょうか?

取り敢えず、軽減税率の実施直前のレジ製作会社の株価チャートがどうなっているか見てみましょう!

ちなみに、白石麻衣さんの軽減税率関連の広告が出はじめたのは、8月の初旬でした。

そのことも踏まえてチャートを見てみると何か掴めるかもしれません。

6753シャープ

チャートを見ると、8月の終わりから10営業日ほどの期間、ローソク足は5日移動平均線より上に乗った状態で上げ続けていました。

これは軽減税率レジ特需だったのか!

9月25日に窓を空けて長い陰線をつけて下げました。

もう殆どの店舗で、軽減税率対応機種への対応が終わってしまったと考えて利益確定したトレーダーが9月25日にけっこういた、とも考えられます。(私の妄想かもしれませんが。)

しかし、安倍政権が 安倍政権は「2019年度税制改正大綱」を閣議決定したのは2018年12月21日ですから、

たかだか10日前に、短期のトレーダーたちが、レジの買い替えをヒントにシャープ株を買って10日ほど株価が上昇した。とは考えにくいかも。

とはいえ、YouTubeに白石麻衣ちゃんのレジ買い替えろ広告が目立ち始めたのは最近なので、この発想はなくはない。

どっちやねん。

6588東芝TEC

東芝TECはレジメーカーの老舗らしい。

ということは、このメーカーがいちばん株価チャートに出る形の信用度が高いかも!

株価は9月に入って7営業日目で窓を空けて長い陽線をつけています。

そこから10ほど上げ基調です。

これはレジ買い替え効果なのか!

しかし、7月、8月のチャートをみると、ここ10日ほどの上げは、需要と供給によってできた単なる波動のようにも見えます。

でも、軽減税率実施直前で上げてきてんだよ!

10日前に買った人は今が売り時かも。

6775TBグループ

ぜんぜん、軽減税率対応レジがきっかけで上がっているようには見えないチャートです。

逆に、9月終盤に向けて下がってるし…。

しかし、6月頭を底に、上がっているとも言える。

6952カシオ計算機

おいおい、ぐいぐい上げてるじゃないですか、

これ、軽減税率レジ効果?

カシオのレジスターは他社より性能がいいのか?!

なんかまだまだ上昇しそう。

ていうか、軽減税率とか関係なく、買いたくなる、

大きな窓を空けてから続いていく上昇チャート!

8月頭に良いニュースがあったのか?

それがレジの話題だったら、読み通りに上がったといえますが。

カシオは時計など、他の商品も株価に反映されるでしょうから判断は難しいですね。

クローバー電子

クローバー電子も、軽減税率対応製品を販売しています。

しかし、上場していませんでした。

6701NEC

チャートを見ると、8月、9月と上昇が止まって、25日移動平均線が水平になりかけています。

しかし、75日移動平均線はまだ右上がりになっており、対局で見ればまだ上がるかもしれません。

しかしこれは、軽減税率対応レジの買い替えによる影響かといえば?です。

もしそうなら、たのレジメーカーも、少しは似た形になるでしょう。

でも、他のレジメーカーのチャートはどれも似ていないですよね。

もしかしたら、NECのこの緩い上昇は、電気製品は10月からの消費税10%への引き上げ前に、製品を購入した結果なのかもしれません。

チャートを確認し終わって

あなたは、これらのメーカーのチャートを見て、軽減税率対応のレジの買い換え効果があったと思えましたか?

私には、残念ながらそうは思えませんでした。

しかしどの銘柄も、チャートが見れる6ヶ月の中に、上手いポジションで買えば、利益を上げれるチャートになっています。

軽減税率対応レジには関係ありませんが、チャートを観察し続ければ、どんな銘柄でも勝てるとも感じました。

特にカシオ計算機の、大きな窓空けからの上昇はいいポイントですね。

こんなポイント上手く探したいものです。

白石麻衣さんの軽減税率の広告が出始めた8月の初旬に株価が上がり始めたのはNECだけ

広告を見てレジ関連銘柄に目をつけたトレーダーはいなかったみたいですね。

でもNECは買っておきたかった!

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