過去の検証結果で、株価上昇率6カ月トップ50（株価が3.3倍以上になる）の中で、最高値まで達する間に1回以上、下落する場面があった銘柄は41銘柄ありました。
◆以前の検証記事
大暴騰する銘柄が最高値に達するまでに何回5日移動平均線を割るか
という結果に基づいて、『最初、1度、大陽線が出たり、窓を開けて吹き上げてから、その後残念ながら落下しても、その中には復活して2倍、3倍以上になる銘柄が必ず存在する』という考えのもと、ケイゾンさんのバーチャル投資トレダビで実験してみました。
大陽線の後、1度下落した銘柄を諦めずに観察し続けてるのは大事
大暴投していった銘柄にも一時下落する場面はあるものです。
買わずとも、そんな銘柄をリストに入れて観察していくと、まさに自分が買ったような感覚で、記憶が脳内に蓄積されていきます。
実際に買わなくても買ったような気分に、もっとさせてくれるのが、バーチャル投資ゲームです。
バーチャル投資ゲームは、自分だけの『勝つための方程式』を追求する実験をするのに、非常に有効です。
私は、本当の資金が無さすぎるので、バーチャル投資ゲームで実験して、このブログに結果を発表したりしています。
いつか、種銭が増えた時にバシッと勝てるように！
2倍も3倍も上がる銘柄は確かにこの中から出てくるのだから1度下落した後の上昇を逆差しで待ってみる。
買うポイントはというと、
静かだった銘柄が最初に大陽線をつけ、5日線から乖離し、その後2日程陰線になり下落して5日線まで戻ってきた所で、その日の陰線のローソク足の少し上（1ティック程上)で順張りの逆差し買いで待ち構える。
という作戦です。
逆差し値に届かずそのまま下落して約定しないと楽しくないので、信用を使い多数の銘柄に注文を入れました。
損切りはローソク足が5日線の下に位置した時。
このスタイルを3月中の約１カ月間、敢行してみました。
結果は…
トータルでかなり負けました。（バーチャル投資ゲームですよ）
大抵は逆差しの値段まで上昇せず未約定のまま。
約定したものの中には、約定しながらも、その部分が上髭となってそのまま下落していく…大損。
これが、騙し上げってやつですか？
寄り天で約定し、そのまま下落
今回気づいたこと。
実験は信用を使って資金以上の額でやっては正確な答えがでない。
実験は貸借銘柄のみでやったほうがいい（反対をやればいいという答えがでる）
そうは言っても復活上昇は本物である可能性が高い
最初の暴投の山を、復活した上昇が追い越していくことがあれば、その上昇は本物かもしれません。
その銘柄が信用銘柄なら、下げを期待して「売り」を仕掛けて連中が、耐えられずに買い戻すので、「踏み上げ」が起きます。
俗に言う「N字」です。
チャート派には重要なチェックポイントです。
要チェック！