株価チャートで、出来た陽線が5日移動平均線より上に最初に位置した日の翌朝に寄り成り買いをしてみたとする。
当日の勝率はいったいどれぐらいになるのでしょう?
5日線を超えて最初の陽線の翌日に、また陽線が出る確率はどの程度なのか?
前回の続きですが、今回は実際に数えてみました。
前回の記事
つまり反転ポイント発生で翌日すぐ飛びついて大丈夫か?という調査です。
無作為に銘柄選んで500カ所
陽線で5日移動平均線より上に最初に位置した日の翌朝に寄り成り買いをしてみたとする。
無作為に500銘柄選んで調べてみました。
結果はおおよそ、陽線170、陰線330(四捨五入、目視なので誤差あり)
手数料を無視すれば、
買い当日の勝率は34%
翌朝すぐ飛びついてはいけないようです。
もし信用売りできる資金があれば、翌朝成り売りし後場引け成り買い戻しだけしていたら、おおよそ2勝1敗で資金増やせるかも。
と考えてみたものの、今回の調査は貸借銘柄と信用買いのみ銘柄を一緒くたに選んだのでそこまでは確認できません。
これはまた別に調べましょう。
私は今、買いからしか入れない資金ですので…。
それと期間なんですが本日から遡って3ヶ月間の期間で調査したので、相場によっては数値は多少変わることがあると思います。
とは言うものの、当日買いに限ってはおおよその結果はこのようなものでしょう。
当日のマイナス(陰線)で持ち越して、その損を取り返すくらいの株価の上昇を待つのは私はしんどいです。
だから私は
ローソク足が陽線で5日線より上に最初に位置した銘柄は翌日は手を出さない。
少なくてもより成りの買い注文はしないほうがいいかもしれません。
じゃあ、その翌日なら買って良いのかっていう話になりますが。
もし、そのチャートの今までの上昇局面でローソク足が5日線に一度乗ると長く居続けることが確認できたなら、買っても良いかもしれません。
まあ、過去は過去。未来にはなにが起こるか分かりませんが、確率が高ければチャレンジもありかと。
窓を空けてグイグイ上昇することを夢見てしまう
反転ポイントの陽線が出たら翌日のチャートは、窓を空けて大陽線が出来て、その後何日もグイグイと株価が上昇していくということを、誰もが期待してしまいますよね。
実際にそうなることもあるものだから、夢をもう一度!と買いを入れてしまいます。
しかし、思惑は外れる確率が高い。
もうちょっと経過を観察して、ちょっと遅れて参加しても遅くはないのかもしれませんね。
それか、逆指値注文を上手く利用して、上がってきたところに買いを入れる。
理性を失わずにトレードしたいものです。