相場状況によって、倍以上になる銘柄数に、どれほどの違いがあるのか、調べておかなくては…。
大きく利益をあげるために、これは知っておくべきです。
半年で倍以上になる銘柄数は相場によって変わるが、やることは同じ
上場した銘柄の中で、半年の間に2倍になる銘柄数は、やはり相場の状況によって増減があります。
しかし、どんな相場状況でも、やることは同じだと感じます。
大きく上がる銘柄数が減っている状況でも、半年で2倍、3倍になる銘柄は存在することは、この調査をすることによって分かりました。
この、2倍以上のなる銘柄を買う確率は上げられます。
全銘柄の中で、
自分の中で売買の対象にならない銘柄をいっさい外す。
例えば
- チャートが長期でダラダラと下がっている銘柄
- 出来高が少な過ぎて売買に適さない銘柄
- 大型株すぎて、短期間で2倍、3倍と上昇しそうもない銘柄
などを、一気に外してしまえば、分母が小さくなります。
すると、それだけでも大きく上がる銘柄に出会う確率は上がってきます。
この辺は、少額で売買をしている私のような人間の戦略かもしれませんが、一理あるでしょ。
それでは、2015年当時の調査結果を見てみてください。
2015年9月11日現在、昨年の11月の調査『6か月で倍になる銘柄総数』と同じ調査をしてみました。
これは『相場によって、結果がどれぐらい変わるのか』『相場が買われども、変わらないトレード方法は発見できるのか』を、自分の頭の中で整理し直することが必要との考えからです。
調査スタイルは、昨年11月の記事と同じです。ではいってみよう!
現在、上場銘柄総数3,491。
その内6ヶ月間(半年)で、
5営業日(1週)内に
2倍以上になった銘柄数 2〈前回も2〉
2/3,491
20営業日(約1ヶ月)内に
2倍以上になった銘柄数 26〈前回は23〉
26/3,491
その中で3倍以上になったのは4銘柄。〈前回は5〉
60営業日(約3ヶ月)内に
2倍以上になった銘柄数 87〈前回は82〉
87/3,491
その中で3倍以上になったのは33銘柄。〈前回は26〉
その中で4倍以上になったのは7銘柄。〈前回は9〉
120営業日(約6ヶ月)で
2倍以上になった銘柄数 165〈前回は200を軽くオーバー〉
165/3,491
その中で3倍以上になった銘柄数は45銘柄
その中で4倍以上になった銘柄数は11銘柄
その中で5倍以上になった銘柄数は6銘柄
その中で6倍以上になった銘柄数は4銘柄
その中で7倍以上になった銘柄数は2銘柄
その中で8倍以上(13倍)になった銘柄数は1銘柄
この中での最長到達日数は119日(偶然か前回11月の検証時と同じです)
今回の検証結果
60営業日までに2倍以上になった銘柄数を見てみると、昨年11月20日以前6ヶ月の時とほとんど変わりませんが、約6ヶ月(半年)での倍になる銘柄数では随分と差がでました。(前回200オーバー⇒今回165)。
前回は右上がりの相場でしたが、今回の相場では、5月にあった10日続伸や、中国株暴落の影響による日本株の下落で不安定な相場状況になっているのが原因かと思われます。
それでも、半年で2倍以上になった銘柄は165、3倍以上になった銘柄は45銘柄あるわけです。
これらの冒頭銘柄を一つか二つ確実にキャッチし、他の、買って予想が外れた銘柄をさっさと損切りしてしまえば、半年あれば、10万円程度の利益をあげるのは、少ない資金でも可能に思えてきます。
その上昇のスタートは、これまでの調査では、ほとんどが大出来高陽線で始まることを考えると、なにか作戦が立てられるはずなんですけどねぇ。
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