連続で陽線の月足が出た銘柄の翌月の陰線に注目して勝つ!

月足のローソク足で、陽線が3つも4つも連続して現れるような銘柄は、翌月も陽線になる確率が、50%をやや上回っているという調査結果が、前回の調査で出ました。

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ここでふと思いました。

この連続した月足の陽線のローソク足が出ている状態といえども、陽線の下辺に近い部分で買うことが出来ないと、大きく勝つ事が出来ません。(一月で売り抜けるならですが)

では、ロウソク足陽線の下辺に近い所で買いを入れるにはどうしたら良いのでしょう。

まあ、怪しいデータではありますが、翌月の陽線になる確率が5割をちょっと上回っているのだから、つきの終わりに、月足が3連続とか4連続とかしている銘柄をチョイスして、月初めに買えばトータルでは勝てそうな気もします。

しかし、そこは人間の性、買ってすぐ下がると損切りの決断がなかなか出来ません。

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連続する陽線のチャートでも少しの下髭がつくことに注目

何か良い方法はないかと考えた、私の新しいアイディアは、

月足の陽線連騰が続いて、新しい月の初め辺りで陰線になった銘柄に注目する

という戦法です。

月足で陽線が続く、そのローソク足を見てみると、下髭が付いているモノが多いと感じます。

下髭のないローソク足はそんなにない。

これは、

陽線が続く場面でも、一時、陰線になる場面がある!

という事です。

この時に注目するのです!

そう!この、一時の間、陰線になっている状態から、月の最後には、やや下髭をつけた陽線になる事を未来予測するのです。

ここで、順序立てて、この戦法を書いてみます。

  1. 月足が3連続、4連続している銘柄ををスクリーニングなどで抽出する。(多ければ多いほど良い)
  2. それらを月末まで注目する
  3. 翌月になっても観察し続ける。
  4. 月初めの株価より下がった銘柄に注目する(わずかに陰線になった銘柄)。
  5. それらの陰線になった銘柄の株価が戻って来て、十字線になった所を予想して「逆指値注文」で買いをいれる。
  6. 陰線が盛り返して十字線になり、逆指値注文が約定したら様子を見る。
  7. ローソク足が陽線になり、そのまま陽線を維持すれば成功。
  8. 約定したあと、再び下がったら、潔く諦めて損切りする。

この方法で、陽線になった銘柄を長く持ち続ける。

その中には、もしかしたら、月足陽線が、まだまだ続く銘柄もあるかもしれません。

この戦法はどうでしょう。

勝ち目はありますか?

この方法の難点

この戦法には難点もあります。

  1. 予算の少ない人は難しい。
  2. 逆指値注文をする際、いくつかの銘柄に分散して注文しなければならない。

しかし、対策はあります。

予算の少ない人は、逆指値注文で待つのではなく、

陰線の銘柄が十字線に戻った所で、メールサービスでメールが来るように設定しておけば、その銘柄が、買える予算内の株であったなら買い注文をそこで入れる。(メールで株価を教えてくれるサービスはSBI証券にはあります。)

これなら買える。

陰線が、陽線に回復せず買える株がない時も出てくる。

最初に抽出した買い候補の銘柄たちが、みな陰線のまま下がり続けると、その月は、全然買える株がないという事も出て来ます。

これは、デイトレやスイングトレードをしている方にとっては、焦った過ぎる投資法かもしれません。

損切りのタイミングが難しい

仮に、陰線から十字線に戻り、注目が約定したとして、1ヶ月で考えれば、株価は波を作りながら、上がっていく可能性があります。

そう考えると、

買い値より下がる事が何度かあるかもしれません。

そこで損切りするか、様子を見るか、ここが難しい所です。

まあ、どんな投資法でも一緒ですが、ここまで下がったら売るという自分なりのルールを決めないと、この投資法でも、失敗してしまいます。

どうですか、この『月足連続陽線後の陰線からの復活買い戦術』

あくまでアイディアの段階での投資法ですが、あなたのヒントになれば幸いです。

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