月足の陽線が連続するパターンに乗って勝てる確率は？

ローソク足の陽線が、何日も連投しているようなチャートって、株式の情報サイトでサーチすると出てきますよね。

何日もローソク足の陽線が連続しているチャートを見ると、「ここの位置で買えば、凄いことになってたんじゃないか？」とか、「今の時点で乗っても、まだまだ陽線の連続は続くかもしれない。」なんて思いが巡ります。

連続陽線、なぜか自分が買ったところから下がりだす印象だけが残るが

しかし、自分が買った時だけ、なぜか株価が下がり始めるという記憶だけが、頭の中に強烈に残っていませんか？

私はあります。1度や2度ではありません。なぜか自分が買うと下がる。そんな印象。

これは多分、失敗の記憶の方が強く残ってしまう性格のタイプによるものだとは思うのですが…。

では実際には、ローソク足の陽線が連投している状態で、途中参戦して利益をあげられる確率はどのくらいなのでしょう。

そんな確率、調べられるのか？という問題がありますよね。特に学のない私が。

しかし、数えてパーセンテージを出すくらいなら私にだってできます。

そして、今回の対象は「月足の陽線」を調べます。

日足の陽線の連続をしらべても、仕手性が強かったり、いくら陽線が連続しても、直ぐにストップ高になる、「買えない陽線」の連続だったりすることもあると考えられます。

それを考えると、日足の陽線連続出現は、信じきれないところもあります。

週足ではというと、これは最もローソク足陽線が連続で出にくいチャートなのではと感じています。

まだ、大まかにしか見ていないのではっきりとは言えませんが、株の売買の受給でできる波動を考えると、週足チャートは陰線が出やすいような気がします。

これについては、他の機会に調べてみると、発見があるかもしれませんので、またの機会に。

ということで、結果的に、その株が安定的に上がっているが故に、連続で陽線が出ている事を最も証明できるのは「月足」だと、私は勝手に判定しました。

調べるローソク足チャートは、

を、調べてみました。

3連続、4連続…陽線がそれぞれ、どれぐらい出るものか調べようかと思ったのですが、ここで問題が出ました。

直近のローソク足（チャートの右端）が陽線連投している場合、翌月（未来）のローソク足が陽線になるか陰線になるか分からない。

このような直近連続陽線は17回

内訳は

これらは翌月のローソク足が陽線になるか陰線になるか分からないないので、これらを外したデータを出してみます。

月足で3連続陽線以上が93ヶ所

その内

ここから分かること

※5連続陽線（5ヶ月間連続陽線）場面の回数（20回数）と6連続陽線の場面の回数（6回）、ここでガクンと回数が減るのが分かります。

これはどういうことでしょう？

信用取引期限の6ヶ月間というのが関係しているかもしれません。陽線6ヶ月に差し掛かる所で、売る人が増え始め、その結果6連続陽線の回数が激減するのでは？という私の仮説です。

しかし、そこを上手く陽線で抜けていくと、翌月の陽線確率が上がる。

とも読めます。

数字的には、陽線が7連投の時に買えば翌月陽線確率が7割くらいあるので買っても良いんじゃないか〜？という、嘘くさい答えが出ただけ。

しかし、確率が5割なら、上手く損切りしながら、利益を出せそうな気もします。

ここで最初に外したチャートの右端に出来た連続陽線をプラスして、数字を出し直してみましょう。

月足で3連続陽線以上が93ヶ所+17=110ヶ所

ここでは連続陽線が止まった時の回数は出せないので、単なる回数です。

確率を出してみると