この記事は、2016年に書いた記事ですが、いつの時代にも当てはまります。
世界的な事件はいつ起こってもおかしくないのです。
日本も先進国の1つですから国際的な事件が起きれば、企業は少なからず影響を受けます。
そんな事件が起こった時、投資家はどんな行動をすれば良いのでしょう。
思わぬ大事件が起こった時、レバレッジをかけて株を買っていると、危険です。
と言っても、すでにその失敗を積み重ね、身動きが取れなくなっている方もいらっしゃるでしょうが。
再び、立ち上がるためには、どんなスタンスで投資に向かうべきか。
二度と泥沼にはまらぬように。
不安定なご時世の今日この頃、信用取引でレバレッジのかけ過ぎは危険
現在、世界の情勢は、本当に不安定です。
いつ、どんな事件が起きるか分からない状況です。
世界を揺るがすような出来事が明日、起きないとも限りません。
だからこそ、本業以外で自分の資産を増やしておきたいと思うワケですが、ここで欲張って、信用取引目一杯まで使って株を買っていたりするすると、目も当てられない事態が起こります。
たぶん。
すでに取り返しのつかない状態の方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
1年に数回、必ず事件は起こる
1年の内に数回は、必ず不穏な事件が世界規模で起こります。
あなたのせいでもなんでもないのに。
株をやっていると、あなたが地道に生きる真面目な人間でも?そんな事件に巻き込まれてしまうのです。
そして、株式投資からの退場、運が悪ければ、破産に追い込まれてしまう事だってありうるのです。
株式投資で自己破産。全然あり得る話です。
株なんてやらなきゃよかったと思う事になる
そう思ったのは、何を隠そう私です(爆)。
株を始めた頃は資金30万円未満で売買していましたが、資金が30万円を少しでも超えると、(信用取引が出来るようになる)やっぱり、信用取引が出来るよう申し込んでおこうと自然になるのです。
そして、信用取引の可能な金額で目一杯まで株を買ってしまうという暴挙にでてしまう。
今これを買えば絶対勝てる!
なんて発想が頭をよぎってしまうのです。破産まではいきませんでしたが、借金は作ってしまいました。
人は誘惑に中々逆らえない
普段、熱心に四季報や株価チャートを見たりして株式投資について研究している人であればある程、今、自分が保有している銘柄以外で、「今、この銘柄を買えば(空売り出来れば)必ず利益が出るのに…」なんて思う時が、出て来ます。
それこそ、しょっちゅう出て来ます。
この感情と欲望に逆らえる精神力の人はそうはいません。
自分が現在保有している株が不調であればなおさら、「ここで取り返せれば…」と思うのも当然です。
信用目一杯と言わずとも、レバレッジを使いたい誘惑にかられるのは人間として普通のことでしょう。
しかし、生半可な精神力では大きな負けが手を広げて待っています。
1夜にして利益が消えてしまう事も
株価が下がる時は、株価が上昇する時とくらべると、落下の角度が急角度であると言われています。
あなたが現在、自己資金の範囲内で運用し、ある程度の含み益を得ているとします。ここで、欲張って、レバレッジに頼って、信用取引で良さそうな株を買ったとします。
ここで、仮に世紀に1度の『大地震』が起こったとします。
するとあなたは、今まで我慢してじりじり上がった利益が、なくなるどころか、一気にマイナスに落ちていくでしょう。
それもあっという間に…。
それほど遠くないところに破産の文字が近づいてくるでしょう。
⇒ 債務整理・借金問題のお悩みは、一人で悩まずに専門家に相談しましょう。
生半可な知識では株は勝てない
株をやっていなかったら、今頃数百万円が残っていただろうと思います。
私は株をやってはいけなかったのです。
破産してからでは遅い。
私は現在、架空の1千万円を信用取引も出来る形で運用するバーチャル株投資ゲーム(トレダビ)で、自分の投資スタイルを探しています。
現在の状況はというと、1千万円→→→320万円という状況です(爆)。
バーチャルゲームという事で、信用取引目一杯で買って、大勝ちを狙ったのですが、結果は上の通りです。
これが本当の資金なら、もう株から足を洗っているか、10万円位で細々と遊びでやる程度になっていたでしょう。
いや、今そうなっています(涙)
まとめ
- 信用取引はやらない。
- 信用取引やるなら自己資金の金額の範囲内でする。
- リスクについて十分に研究する。
- バーチャル株投資ゲームで爆落を疑似体験してみる。